2024年度の全国通訳案内士試験を受験して合格しました。この記事では日本地理の勉強法についてまとめています。
日本地理受験回数:3回(2回合格、1回不合格)
英語1次 | 日本歴史 | 日本地理 | 一般常識 | 実務 | 2次口述 | |
2018 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | ー |
2019 | 〇 | 免除 | 免除 | 〇 | 免除 | 棄権 |
2020 | 免除 | × | 〇 | 免除 | 〇 | ー |
2021 | × | 〇 | 免除 | 〇 | 免除 | ー |
2022 | 免除 TOEIC925点 | 免除 | × | 免除 | 〇 | ー |
2023 | 免除 TOEIC925点 | 免除 歴史検定2級 | 免除 国内旅行業務取扱管理者 | 〇 | 免除 | 不合格 |
2024 | 免除 TOEIC W170点 | 免除 歴史検定2級 | 免除 国内旅行業務取扱管理者 | 免除 | 〇 | 合格 |
日本地理勉強法
日本歴史と同じく、2018年に初受験して、完全独学で合格点を取りました。使った教材はハロー通訳アカデミーの「項目別地図帳」と下記の1冊だけです。この年は4月にアメリカから帰国して、勉強したのは2か月くらいだったと思います。

ハロー通訳アカデミーの「項目別地図帳」はもう手に入らないと思いますが、白紙の地図帳を入手できれば代用可能だと思います。
私は「日本の世界遺産」、「ユネスコ無形文化遺産」、「現存12天守」などを地図帳に書き込んで、インプットした知識を整理したりしました。
2020年の2回目を受験するにあたり、ネットで情報を検索して、国内旅行業務取扱管理者試験対策用の問題集が良かった、という情報を入手してやってみました。
この問題集は、各県のページの冒頭に、その県の地図が表示されていてポイントを整理するのにとても役立ちました。また後述する国内旅行業務取扱管理者試験対策にも直結するので、とてもおすすめの教材です。
2022年の3回目は、これまで通りの勉強(上記の問題集、地図帳)プラスユーキャンの速習テキスト、全国通訳案内士試験「地理・歴史・実務」直前対策問題集、それに加えて、ESDIC英語能力開発アカデミーの地理講座も受講しましたが、難問が出て(愛媛県内子町の屋根の付いた橋に関する問題など)、勘も冴えず、合格点を取ることができませんでした。
国内旅行業務取扱管理者試験を受験、合格
地理で初めて不合格となったその直後に国内旅行業務取扱管理者試験を受験して合格しました。以後はこの免除資格を利用しました。
こちらの試験については、下記記事にて詳述しています。
日本地理受験の感想、対策について
日本歴史と同じく、基本的な知識で十分合格点を取れる年と、ガイドブックにも載っていないような観光資源が出る年があります。(先日愛媛県の内子町を訪れましたが、本屋で購入した2冊のガイドブックどちらにも屋根付きの橋のことは載っていませんでした。)
私のおすすめは、国内旅行業務取扱管理者試験を受験して合格することです。この試験は「通訳案内の実務」の試験範囲と重なる部分もあり、勉強する価値はありますし、上記の関連記事で述べているように試験範囲を勉強すれば必ず合格点が取れます。
ガイドブックにも載っていないような観光資源を問われることがある全国通訳案内士試験日本地理は運に左右される部分が大きいです。でも、免除制度を利用することで、その影響を最小限にすることは可能です!