2022年5月にTOEICで925点を取得しました。
TOEICの受験歴は、アメリカに滞在していた数年前に860点を取得していました。
2022年の8月の朝日新聞にNHKラジオ英会話の大西泰斗先生の記事が載っていました。「僕は、英語を学ぶ意味は自由になることだと思います。」と仰っていました。
アメリカに住んでいたときに、この大西先生の言葉と全く同じことを感じたことがあります。それはJALのマイレージの受付で、混んでいた日本語の電話回線ではなく、英語の回線を選んでマイルの交換をお願いしたら、いつもは小一時間かかる航空券の予約がほんの数分で済んだ時。英語ができると可能性が倍になって世界が広がる、と思って感激しました。
世界を旅をするときに英語は欠かせません。英語ができれば、世界が広がります。もっと自由に旅する、ひいては生きていくことができるように英語を学ぶ、そう考えたら、英語を学ぶことはもっと楽しくなるはずです。
私がTOEIC925点を取得した時の勉強法をご紹介します。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
まず最初に購入、クイズ感覚で解き始めたのが「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」です。
半分ほど進めたところで、モチベーションが下がってきて、しばらく放置していたのですが、ある資格試験の予備校で英語の講座を受講するにあたって、英文法の復習をしていたところ、文法知識の総まとめをしたいと思うようになりました。その時に思い出したのがTOEICの勉強です。
TOEICは試験対策のための書籍が豊富で、自分に合ったものを選びやすいと思います。
上述の「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を途中から再開しました。
やり始めると欲が出てきて、TOEICで900点以上を狙おうかなと思い始めたのが2022年の2月ごろです。
アプリabceedとの出会い
TOEIC対策について調べていくうちに、abceed というアプリがあることがわかりました。
abceedは、有料プランに加入すると、AIによるスコア予測や目標スコアに達するためのおすすめ問題が自動で選び出されるアプリです。早速スマホにインストールしましたが、Part7の長文問題を小さなスマホの画面で読むのが大変で、iPad を購入することに決めました。
TOEIC925点を取得するにあたって、この決断は大きかったです。
朝起きたら、まず15分のオンライン模試を受けて、予測スコアを毎日チェックしました。
オンライン模試の結果が、おすすめ問題のレベルを決めます。
私の場合はリスニング問題とPart5が薦められることが多かったです。特に、Part2のリスニング問題は、実際の試験で難化が指摘されていますが、abceedで何回もチャレンジしていると実際の試験でも解けるようになると思います。Part2の問題は、特有の癖があるので、その癖にまずは慣れることが大切だと思います。
abceedの予測スコアが900点以上でも、実際の試験で900点以上を取れるという保証はありませんが、特にリスニングに関しては確実に実力を養うことができると思います。結局リスニング対策はabceedと、公式問題集のリスニングパートを繰り返し聴いた以外は他に何もやりませんでした。
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
abceedで薦められる問題をこなしつつ、新しい問題集「TOEIC L&R TEST 900点特急パート5&6」を始めました。
この問題集を一周して、間違えた問題のみを繰り返しました。
そして2022年4月にTOEICを数年ぶりに受験しました。
結果は880点。リーディングで点を落としました。特にPart7を全問正解することができませんでした。ネットサーフィンなどもしながら、考えた対策はPart5、6対策を万全にすることと、試験に慣れること、つまり公式問題集をやろうと思うようになりました。
TOEIC(R) L&R テスト 究極のゼミ Part 5 & 6 TOEIC究極シリーズ
Part5、6対策を万全にするために本屋に行って、上記問題集「TOEIC(R)L&Rテスト 究極のゼミ Part5&6」を購入しました。
Amazonのレビューも参考にしました。レビューの中に、800点台から900点を目指していて、それを達成した方のレビューがありました。それを読んで、この問題集をやることに決めました。
この問題集もまずは一周して、その後間違えた問題を何度か繰り返しました。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
TOEICの2回目の受験前に 公式問題集を解きました。リスニングの成績が良い時はリーディングがいまいち。リーディングが良い時はリスニングが‥と言った感じで4月の段階で880点の私には、もっと確実な手応えが必要で、そのためには何をするべきか考えました。
TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問を再度復習(知識の整理)
ネットサーフィンでTOEIC900点台に達した方が書かれていた情報に、「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」の間違えた問題を書き出して知識の整理をした、というのがありました。
私も同じことをやるしかない、と思ってノートに一問一問書き出しました。そしてそのノートを寝る前などに見返しました。
寝る前の暗記は、記憶に定着しやすいと言われているのを信じています。
あとはabceedのおすすめ問題(特にリスニング)をひたすらやり、寝る前に公式問題集のリスニングパートを何度も繰り返し聴きました。
TOEICの本番が近くなって、1点でも多く点数を取るにはどうしたら良いのか、ネットサーフィンをして情報を収集しました。
試験前に栄養ドリンクを飲む
その中で栄養ドリンクを飲んで集中力を高めた、と書かれた記事を見つけて、4月の受験時も5月の受験時もユンケルを買って、試験会場やその近くで飲みました。特に4月の受験時は試験当日に慌てなくて済むように、アマゾンで事前に購入して、試験会場に持参しました。
TOEICの試験はその日の体調にも左右される、とよく書かれていましたが、それはその通りだと思います。
マークシート用シャープペンシルを使う
その他にもマークシート用のシャープペンシルを使うと良い、と書かれていた記事も読んで、やっぱりアマゾンで購入して、試験会場に持参しました。
考えられるできることは一応全てやってみて、5月の回を受験。結果は925点で目標を達成しました!
栄養ドリンクやマークシート用のシャープペンシルなどは小手先の技術なのかもしれませんが、TOEICという試験には有効だと思います。
私はTOEICで900点を超えるという目標を達成できただけではなく、課題だった英文法の知識の総まとめをすることもできました。
この体験記がTOEICで900点を取得したいと考えている方のヒントになれば嬉しいです。